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25年後の桧原桜の物語
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花守り 進 藤 市 長 殿
花あわれせめては あと二旬 ついの開花をゆるし給え (詠み人知らず)
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この素晴らしい物語が世の人々の心にほっとした安らぎを感じさせて、もう、30年の時が過ぎた。
昨年、10月大宰府にある国立博物館に銀座紬屋吉平 店主浦澤公二氏から依頼を受けた藕糸(ハスの根糸)を元興寺文化財研究所で学術的に分析していただき、その研究成果が公示されると云うので訪問した。
その帰途、福岡駅から如何されてるか近況をお聴きするため、土居さんに電話を掛け、その後の檜原桜についてお伺いし、新幹線に乗りその日のうちに奈良に帰着した。
それから、しばらくして埼玉の自宅に戻ったら土居さんから厚い封書が届き、いつものように鄭重なお手紙と今の桜の状況を撮影された写真や資料が同封されていた。ちょっと前には、福岡出身の神田紅さんが、この物語を講談で語られたり、教科書に採用されたり思いもかけない輪が広がっていると、お手紙や新聞や電話でお聞きしていたので、これらの概況について知ってはいたし、土居さんが主宰される俳句総合雑誌「ばあこうど」にご自身が書かれているのをすでに拝見していた。
また、矢熊社長からの新聞の切り抜きや情報により、その後の周辺の状況に感動を新たにしていた。
團伊玖磨先生も天国から満開の桜をご覧になって喜ばれているだろうと。このお便りのことも出窓社の矢熊社長と喜び合ったものである。
お手紙や写真でみる限り桜の木も深い緑を湛え、30年前より成長しているに違いないし周辺の木々も大きく成長して道路整備や住宅の増加などで随分と辺りの景観は変わったに違いないと思うが、一人の方が桜の伐採されることに気づき、長い年月に多くの方が継承した自然への愛情が恐らく人を愛し、自然を愛し、世の中を明るいものにしていくだろうと、電車の中で涙を一杯にためて読んだこの本をもう一度棚から取り出したのである。(早崎日出太) |
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拝啓 中秋のいい季節です。
お元気にご活躍のことと拝察申し上げます。すっかり御無沙汰をいたしまして、まことに申し訳なく最敬礼のつもりで重いペンをとっております。貴方さまへは、走り書き(はいたしませんけれども)では申し訳なく気持ちをこめて・・・と、思いましたままになんやかんやと、おくれの限り、本当にごめんください。
今年は、檜原桜にも、画期的な年でございました。何よりもビッグなことは、正式の「檜原桜公園」が併設されて春の花の風情がいちだんとふかまりました。
福岡市の南部の東西を結ぶ高架高速道ができ、その下は整備された歩道と車道ですが、これで檜原桜は里の桜から町の桜となり信号も檜原桜信号で「ああ、ここか」とのみこまれるドライバーも多いようです。
実は、この大きな道は、檜原桜の第二の受難ではないかと懸念していました。
桜よりは、市民の道が大切であることは、申すまでもありませんが、ひとり、心中ではらはらしておりました。ところが、まるで神様の采配のように道が檜原桜のはしをかすめるだけで信号のクロスにもかかわりなし。
また、また、檜原桜は果報な桜でございました。
神田紅さんの講談にとりあげられ、すぐそばの西花畑小の児童たちの桜となり、校区をうたった西花畑音頭にもとりあげられました。学習研究社の教科書にも、二年後の改版に残るかどうかわかりませんがが、来年度までは載るそうで、これで、八、九年目になるでしょう。
團先生の「筑後川」大コーラスも中野さんのご尽力で第二期第2回が26日福岡県の甘木市(いや、今は朝倉市甘木)で催され皆勤の私も参ります。
筑後川を下って、中国へ。そして、アンコールにこたえて再生。團先生と中野さんのコンビはすごいですね。
俳誌「ばあこうど」に毎号、雑文を寄せていますが、同封にて近況をー。お笑いください。
いつか、ご来福の折、お目にかかりたいですね。
私も、「まずは元気ですごしています。同封の博多・北九州シリーズも、新生した銀行からたのまれて、継続手がけています。もっとも、遊民になって四年、いまはたのまれの身分で、もどかしさを感じること多々ですが、いま1号からつくって93号、100号までは、私がと思っています。
朝夕、冷え込んで参ります。旅路の冷え込みも多いことでしょう。
どうぞ、いっそう御元気に御自愛なさって下さい。御活躍をお祈りあげます。敬具
2008年10月16日 土 居 善 胤
注、これは昨年(2008年10月20日)、私宛にいただいた「檜原桜」の近況です。
最盛期の檜原桜の並木 新装なった檜原桜公園
 
現代の花守たちです |
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| 花見の親子は楽しい会話 |
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| はい、撮りますよ |
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| 花守たち |
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| 石碑/檜原桜の歌二つ |
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| 道を平らに修復 |
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ご連絡先;郵便番号812-0053 福岡市東区箱崎3-8-11
多田薫様方 TEL.FAX:092-641-5753
[土居善胤 福岡シティ銀行広報顧問、福岡文化連盟賛助会員]
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