TASCについて

理事長あいさつ

人類は長い歳月をかけて文明を築き上げてきました。そして人間は自らの生き方を模索する中で、文化を育んできました。

文化は人間の生き方、考え方、コミュニケーション、遊び、祈りなど人間のあり方の結晶といえるでしょう。その文化が生み出した「たばこ」をはじめとして長い歴史を持つさまざまな嗜好品の存在は、人間の深奥につながるものに違いありません。

たばこ総合研究センターは、昭和47年以来、人間の心の営みに大きな役割をもっている嗜好品を手がかりに、人文社会科学の諸領域の成果や技法を活用して、人間と嗜好、人間の欲求、価値観の変化などを研究してまいりました。

さらに、この「たばこを始めとするさまざまな嗜好品を手がかりに人間を科学する」調査研究に加え、昭和53年からは、たばこと塩に関する文化について理解と関心を深めることを目的に設立された「たばこと塩の博物館」の運営にもあたっております。

私たちは、今後とも「嗜好品」そして「人間」、「文化」、「社会」に関する総合的調査研究の実施並びに「たばこと塩の博物館」の運営を通じて、その成果が、広くわが国の学術・文化の振興と国民生活の充実に資するよう努めてまいります。

公益財団法人 たばこ総合研究センター
理事長 山下和人

TASCの概要

名称 公益財団法人 たばこ総合研究センター(TASC)
Tobacco Academic Studies Center
設立年月 1972年9月21日たばこ総合研究センター設立
1975年5月1日財団法人 たばこ総合研究センター設立
2012年4月1日公益財団法人 たばこ総合研究センター設立
所在地 〒130-0003
東京都墨田区横川1-16-3
TEL:03-6284-1515(代表) FAX:03-6284-1516(代表)
アクセス 財団事務所は「たばこと塩の博物館」内にございます。
最寄り駅・道順などはこちらもご参照ください

事業目的

当財団では、人間の心の営みに大きな役割をもっている嗜好品を手がかりに、
人間や文化、社会に関する総合的調査研究を行うために、下記の事業を行っております。

調査研究事業

人間とたばこをはじめとする嗜好品との歴史的・文化的な関わりを手がかりに個人や社会の嗜好、価値観、行動等について調査研究を実施する。併せて同様の観点から、調査研究している者を対象とする助成事業を実施するとともに、これらの研究成果を普及啓発するための事業を行い、以てこの分野の学術振興を図る。

博物館事業

専門的な知見を有する学芸員を中心に、「たばこと塩の博物館」の運営を請け負う。博物館の運営は、史資料の収集及び保管、調査研究並びに展示及び図録等研究成果の刊行を柱とし、たばこと塩に関する歴史、文化、産業史を中心とした常設展示と、多彩な特別展を開催し、学術及び文化・芸術の振興に寄与する。

個人情報の保護

当財団は、個人の方からご提供いただきました個人情報及びその他の方法により入手しました個人情報の取扱いにつきましては、「個人情報の保護に関する法律」その他関係する法令及び規範を遵守し、細心の注意を払ってまいります。
詳細に関しては、下記の資料をご覧ください。

個人情報の保護に関する方針(PDF:167kb)
開示・訂正等のお申し出に関する手続きについて(PDF:101kb)

また、いわゆるマイナンバー(個人番号)を含む特定個人情報の取扱いにつきましては、
「特定個人情報の適正な取扱いに関する基本方針」によるものとします。

特定個人情報の適正な取扱いに関する基本方針(PDF:138kb)